
介護の仕事は
人の役に立てる素晴らしい仕事ですが、
同時に
人間関係の悩みもついてまわります。
「職員同士の空気が重い」
「挨拶しても無視される」
「利用者さんには笑顔で接したいのに心が疲れてしまう」
そんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、
私自身が介護職で経験した
リアルなストレスや葛藤、
そしてそこから
どう抜け出したのかをお話しします。
あなたの心が
少しでも軽くなるきっかけになれば幸いです。
介護現場で最初にぶつかった“壁”
新人時代、先輩との距離感に悩んだ日々
介護職として
働き始めたばかりの頃、
私は
「とにかく真面目に頑張れば認められる」
と信じていました。
初任者研修を終えたばかりで、
現場での動きも分からず、毎日必死でした。
でも、
職場の先輩たちとの
距離感が難しくて。
指導というより、
ただ怒られるような場面が多く、
「自分は向いていないのかもしれない」
と思うようになりました。
休憩中に話しかけても
返事がなかったり、
メモを取っても
「そんなの覚えておきなよ」
と言われたり。
ちょっとした会話も怖くて、
自分からどんどん心を閉ざしていきました。
仕事は覚えたいのに、
人間関係がうまくいかないことで
やる気が削がれていく。
最初にぶつかった“壁”は、
介護技術ではなく、人との距離感でした。
毎日ビクビク…怖かったのは利用者ではなく職員
無視や陰口、気づけば孤立していた私
ある日を境に、
同じフロアのスタッフから
挨拶を返してもらえなくなりました。
最初は
「たまたまかな」と
思っていたけれど、
会話に入れてもらえなかったり、
私のミスを他のスタッフに
わざと大きな声で言いふらされたり。
気がつけば、
職場で完全に孤立していました。
不思議なことに、
利用者さんとの関係は
とても良かったんです。
「あなたが来ると安心する」
と言ってくれる方もいて。
でも
そのことが逆に、
ベテランスタッフの反感を
買ってしまったのかもしれません。
怖かったのは
利用者さんではなく、
一緒に働く職員でした。
毎朝、
職場に向かう足取りが重くなって、
吐き気がすることもありました。
「このままでいいのか?」と、
自問自答する日々が続きました。
限界のサインに気づけなかった自分
心と体がついていけなくなったあの日のこと
ある日、
仕事中にふと目の前が真っ白になり、
その場に座り込んでしまいました。
心配して駆け寄ってくれたのは
利用者さんで、同僚は見て見ぬふりでした。
そのとき初めて、
自分が「限界」を
超えていたことに気づいたんです。
無理して笑って、
無理して頷いて、無理して耐えて。
身体は正直でした。
病院で
「軽い自律神経失調症」と診断され、
「しばらく休養が必要」
と言われました。
医師の言葉で、
ようやく自分が「頑張りすぎていた」
ことに気づいたのです。
それまでは
「迷惑をかけたくない」と思って、
職場の誰にも相談できずにいました。
でも、
自分が壊れてしまっては意味がない。
あの日の出来事が、
私にとって一つの転機になりました。
転職を決めたきっかけと勇気の出し方
「逃げ」ではなく「選び直す」ための行動
しばらく休職したあと、
私は思い切って転職を決めました。
最初は
「辞めるなんて逃げだ」
と自分を責めましたが、
次第に
「今の環境に居続けるほうが危険だ」
と気づいたんです。
自分の気持ちを整理するために、
ノートに
「職場で辛かったこと」
「嬉しかったこと」
「理想の職場像」
を書き出しました。
そのノートを元に、
転職エージェントと相談しながら、
新しい職場を探しました。
そして今働いている施設では、
職員同士のコミュニケーション研修が
定期的に行われていて、
相談しやすい雰囲気があります。
転職してすぐに気づいたのは、
「介護の仕事が嫌だったわけじゃない。環境が合っていなかっただけ」
だということ。
転職は「逃げ」ではなく、
「選び直す」勇気ある行動でした。
今だから伝えたい、悩んでいるあなたへ
環境は変えられる、自分も変われる
今だから言えます。
あの頃の自分に
「もっと頼っていいよ」
「もっと自分を大事にしていいよ」
と伝えたい。
介護の仕事は
本当にやりがいがあります。
でも、それは
「人間関係」が良好であってこそ。
もし今、あなたが
人間関係で苦しんでいるなら、
それは
あなただけの問題ではありません。
職場の環境や
文化のせいである可能性が高いのです。
私は環境を変えることで、
心の余裕が戻ってきました。
笑顔で利用者さんと
接することができるようになり、
「やっぱりこの仕事が好きだ」
と思えるようになりました。
今のあなたが
抱えている苦しみは、
決して永遠ではありません。
少しの勇気で、
未来は必ず変わります。
あなたの気持ちが
少しでも軽くなることを願っています。
まとめ
介護職の現場では、
人間関係のストレスがつきものです。
新人時代の壁、
同僚との軋轢、心の限界、転職という決断、
そして
新しい環境で見つけた安心感。
どれも私自身が
経験してきたリアルな出来事です。
もしあなたが今、
同じような悩みを抱えているなら、
ぜひ
「変わることを恐れずに」
いてください。
あなた自身の人生は、
あなたが選び直すことができます。