「子どもは仲良し。でも、私はこのママ友とちょっと疲れる…」
そんな気持ちを抱えながら、
モヤモヤとした日々を送っていませんか？
ママ友との関係は、
子ども同士の関わりがあるだけに
「距離を置きたい」
と思っても
簡単にはいかないものです。
この記事では、
私自身が同じような悩みを経験し、
どうやって心のバランスを
取り戻したのかを体験談としてご紹介します。
今、同じように
悩んでいるあなたにとって、
少しでも気持ちが
ラクになるヒントになれば嬉しいです。
ママ友付き合いと子どもの交友関係のジレンマ
子どもは仲良しなのに、私は疲れていた
うちの子とママ友の子は、
保育園時代からずっと仲良しです。
放課後や休日に
一緒に遊ぶことも多く、
正直、
その光景を見るのは微笑ましく、
安心感すらありました。
でも、
ママ同士の関係となると話は別で、
私はどこか疲れを感じていたんです。
毎回のおしゃべりは、
ほとんどが噂話や
マウンティングのような内容ばかりで、
心から楽しいと
思えたことがありませんでした。
「子どものために我慢しなきゃ」と、
自分に言い聞かせて
付き合ってきましたが、
笑顔の裏では
ため息をつくこともありました。
「なんでこんなに気を遣ってるんだろう」
とふと冷静になる瞬間があり、
自分の中で何かが変わり始めました。
「距離を置きたい」気持ちに気づいたきっかけ
小さな違和感が積み重なって限界に
最初はほんの些細なことでした。
話をしていても、
どこか見下されているような気がする瞬間や、
SNSでの張り合いのような
投稿にモヤモヤしたり。
それでも
「気にしすぎかも」
と自分を責めて、
関係を続けようとしていたんです。
でもある日、
「また〇〇ちゃんと遊びたいって言ってるから、明日もいいよね？」
と当然のように言われたとき、
胸の中で何かが崩れました。
私の予定も、気持ちも、
まるで無視されているように
感じてしまったんです。
その瞬間、
「もう無理かもしれない」
と心の声がはっきり聞こえました。
自分の気持ちを
押し殺してまで付き合う必要があるのか。
そんな疑問が、
ようやく私を「距離を置く」という
選択に向かわせてくれました。
無理して付き合うママ友関係のストレス
話を合わせるだけの時間に意味があるの？
ママ友と会うたびに、
私はどこか演技をしていました。
興味のない話題に笑顔で頷いたり、
自慢話に合わせて「すごいね」と返したり。
本当は心の中で
疲れきっているのに、
それを隠して
“いいママ友”を演じていたんです。
毎回の集まりが終わるたびに、
どっと疲れて、家に帰っても
気分が沈んでいることが多くなりました。
それでも
「子どものため」
と思い込んでいたので、
関係を切ることに
強い罪悪感を感じていました。
でもよく考えると、
そんな無理な関係が
子どもにとっても良いはずがないんですよね。
自分の心を
すり減らしながら続ける関係に、
果たして意味があるのか。
そう考えるようになって、
ようやく
「もうやめてもいいんだ」
と思えるようになりました。
子どもへの影響を最小限にする工夫
親の関係と子どもの関係は別ものと考える
ママ友と距離を取ることを決めたとき、
一番気がかりだったのは
子どもへの影響でした。
「〇〇ちゃんと遊べなくなっちゃうの？」
と不安にさせるのは
避けたかったからです。
そこで私は、
子ども同士の関係は大切にしながら、
親同士は必要以上に
関わらないスタンスをとるようにしました。
遊ぶときも
「子どもたちだけで遊ばせるスタイル」にして、
送り迎えだけにとどめたり、
連絡も簡潔にするなど、
程よい距離感を保つようにしたんです。
最初は多少の
ぎこちなさはありましたが、
徐々にそれが自然になり、
ママ友のほうも無理に
関わってくることがなくなりました。
おかげで、
子どもは変わらず楽しく遊び、
私は自分のペースで
過ごせるようになったんです。
距離を取って見えた、自分らしい関係の築き方
無理のない付き合い方で心がラクになった
距離を置いてみて気づいたのは、
「付き合うべき人」と
「必要以上に関わらない人」
の見極めの大切さでした。
誰とでも
仲良くしなければいけないと
思い込んでいたけれど、
それは自分を苦しめる
ルールだったのかもしれません。
今では、
本当に気が合うママ友とだけ、
ゆるくつながるようにしています。
お互いに無理をせず、
予定が合えば会う、
というような
自然体の関係はとても心地よいです。
距離を取ったことで、
自分の気持ちにも余裕ができ、
以前よりも
子どもとの時間を
大切に感じられるようになりました。
「ママ友」との関係は、
子どものためだけではなく、
自分自身の心の健康のためにも
大切なんだと改めて実感しました。
まとめ
ママ友との関係は、
子ども同士が仲良しであればあるほど、
こちらの気持ちを
後回しにしてしまいがちです。
でも、
どれだけ子どもが楽しそうでも、
自分が無理をして付き合っているなら、
いずれそのストレスは
家庭全体に影響します。
この記事では、私が
「ママ友と距離を置きたい」
と思い始めたきっかけと、
その後の工夫、
気づきについて正直にお話しました。
大切なのは、
自分の気持ちをないがしろにしないこと。
親同士の関係と
子ども同士の関係は、
必ずしもセットではありません。
心が少しでも軽くなるよう、
自分にとって
心地よい距離感を選ぶことが、
きっと子どもにも
良い影響を与えると私は思っています。
